Monamily in Paris (...in London/in Tokyo/in New York/etc...)

派遣留学でパリの街に恋し、東京でアメリカ軍人の夫と結婚し、日系企業の駐在員としてロンドンで単身赴任中の私の純ジャパ奮闘記

【近況報告】お久しぶりです。

とってもお久しぶりです。
色々と多忙で全くブログを更新していませんでしたが、忘れたわけでも飽きたわけでもありません。ブログを書く余裕が全くありませんでした。

その間、自分でもビックリするくらい身の回りに大きな変化がありましたので、とりあえずご報告です。

まず、私は7月に東京からロンドンに転勤となり、英国駐在員になりました。
フランス留学時は「今後の人生で、もう二度と欧州に住めることなんてないだろう」と思っていたのに、結果的に日本帰国後わずか1年半で再び欧州に戻ってきました(笑)仕事では欧州の近隣諸国にも色々と出張している一方、プライベートでは自宅や近所の公園でマッタリしてることが多い今日この頃です。

そして、転勤の直前5月初旬に、東京在住時に兼ねてよりお付き合いしていたアメリカ人男性と結婚しました。
彼は仕事で日本に駐在しているのですが、私の転勤が決まったことで、遠距離になる前に将来を約束し入籍する決断をしました。ってことで現在単身赴任です。夫婦両方が駐在員で子どももいない場合、最早どっちが単身赴任しているのか言葉の定義がよくわからなくなりますが、とにかく日本駐在のアメリカ人夫と英国駐在の日本人妻の夫婦となりました。

いやー、本当に人生ってわからないモノですね(笑)
自分の両親が不仲なのもあり、幼少期より結婚に憧れを抱いたことが一度もなく、20代の頃までは自分は一生結婚なんてしないと思ってました。恋愛よりも自分の趣味を充実させる方が大事だと思ってたし、元々一人っ子で単独行動は得意だし、寂しい時も遊んでくれる友達がいれば配偶者なんていなくても問題ないと思ってました。
ところが、歳を重ねると段々に今まで打ち込めてた趣味が楽しめなくなってきたり、友人にも新しい家族ができて以前のように気軽に会えなくなったりして、さらに1人でやりたいことは既に全部やり尽くしてしまっていて、いつしか何をしても面白くないみたいな八方塞がり状態になってしまいました。
「残りの人生は、特別な誰かと喜びや悲しみや感動を共有して生きていきたい」――――――ふと、そんな風に思い始めた頃、同じようなことを考えていた今の旦那に出逢い、結果的にこうなりました。

一言で言うと、彼と出逢ってからとても幸せで、まるで世界が変わりました。
本当に優しくて、思いやりがあって、一緒にいて安心できる、世界一カッコいい最高の夫です。
いやあ、パートナーがいるってのがこんなに素晴らしいことだとは、知らなかった。
私は親元を離れて以来、かれこれ10年以上1人暮らしをしていることもあり、日々の生活では自分勝手に行動することに慣れてしまっています。だからこそ、誰かと結婚して配偶者のために妥協するなんて真っ平御免だと思っていたし、同様に私のような自己中心的な人間と一緒になりたい人なんていないだろうと思ってました。
所詮恋愛なんて利害関係、いつかは終わりを迎えるのだからと、過去に恋人がいた時も、その男性たちに対して私は100%の信頼を置いていなかった気がしますね。私は彼らのために自分を犠牲にしてまで何かをしてあげることはなかったし、彼らからもそこまで本気の愛情を与えられた記憶はないです。ギブもなければテイクもない、本当に表面的な関係だったのでしょう。
ところが、今の旦那はこんな自分勝手な私のことも本気で愛して、出逢って以来ずっと献身的に支えてくれています。喧嘩をすることもありますが、「君がクレイジーになった時、僕は悲しいけれど、それで君を嫌いになったことは一度もない。何があっても君を諦めないし、一生愛している」と言ってくれます。
いつも安心させてくれて、自信を持てる一言をくれて、日常的に小さなサプライズをしてくれて、自身よりも私の幸せを考えてくれている―――――こんな素敵な人を、無下に扱うほど私も落ちぶれていません。この人の笑顔のために、私も出来る限りのことをしてあげたいって、今は心からそう思っています。

先週、パリで結婚式の前撮りを行い、モロッコに新婚旅行に行ってきました。
私の英国赴任以来、旦那とは毎晩ビデオ通話をしていましたが、直接会えたのは3ヶ月ぶり。そして英国は祝日が無さすぎるので、私は休暇自体が久々ということもあり、とにかく最高な2週間でした。
詳しくは後日、別途ブログで書きたいと思います。

近況報告と言いつつ、大半が惚気話となってしまいましたが、今後も可能な限りブログを更新していきたいと思うので、よろしくお願いいたします。
尚、アカウント名のmonamilyinparisをどうしようかと色々思い悩んでいますが、ひとまずビビッとくる名前が浮かぶまではこのままでいいかなと(笑)
Monamily in Londonと名乗るほどロンドンにどっぷり漬かってないし、そもそも今の気持ちの上では、自分がどこか特定の町とか国とかに属しているという意識があまりないんですよね。どこに住むかよりも、誰と何をするかの方が大事だと思うようになったからかもしれません。パリの街並みや雰囲気が好きな気持ちは今も変わらないし、ロンドンでの新しい仕事も好きだし、アメリカ人の夫も愛しているし、日本の食べ物と物価の安さも恋しいし、それ以外の世界を探求するのも楽しい。とにかく今はそんな感じです。
一方、ブログのサブタイトルは変えることにします。しっくりくるタイトルが思い浮かぶまでは何度も変えるかもしれませんが、ご了承ください(笑)

↓最後に、パリでの前撮りを担当してくれたフォトグラファーさんが投稿してくれた私たちの写真を貼っておきます(⋈◍>◡<◍)。✧♡